活動報告

自販機を利用した観光情報などと防犯・防災

 一昨年の「危機管理産業展」にて飲料の自販機にデジタルサイネージを搭載して「災害等の緊急時に情報を配信して防災・減災に役立てよう」というブースを見ました。早速その秋に行われた区議会定例会にて「中央区でもぜひ活用を」と訴えました。先日の予算特別委員会でも「自販機を防犯・防災に活用しよう」と発言しました。

 今いろいろな技術が開発されている中、デジタルサイネージに加えて防犯カメラも備えた自販機があります。通常まちの防犯カメラは画像データを保存する施設があります。しかし、自販機カメラはデータ保存をクラウド上で行うので画像データの処理はパソコンを使ってどこからでも操作ができます。

 このシステムを使って防犯・防災だけでなくいろいろなことに役立てることが出来る事に着目です。それは観光案内だったり、お年寄りの見守りだったり。日常生活の中でありとあらゆることに利用ができます。その利用法はアイデア次第で無限大です。そのように日常生活で活用しながら有事の際には防災・減災に力を発揮する・・・社会にとって有効なシステムです。

 例えば

 事前登録が必要ですが、お年寄りが毎日の散歩の時間に通る経路に設置されたカメラ付き自販機が登録されたお年寄りの認識が3日間なければ区の管理センターに通報し、職員がお年寄りのお宅に連絡することで安否を確認できる。もちろん子どもも登録することにより登下校の見守りも可能なのです。

 公園で遊んでいて怪我をしてしまった子どもが公園に設置されたカメラ付き自販機の緊急ボタンを押せば救急や警察につながりカメラがとらえている映像を通じてオペレーターと話ができ、通報箇所も特定できるので救急対応の迅速化が図れる。

 カメラの部分でいえば、通常防犯カメラは電柱などに設置されて高いところから映像をとらえますが、自販機カメラの場合は目線に近い高さから映像をとらえるのでより鮮明な情報を集めることができます。

痴漢に遭遇した人がすぐ近くの防犯対応自販機のスイッチを押せばそれがすぐに通報されるなどということも可能です。その状況をカメラがとらえています。

 

デジタルサイネージの部分では

観光者がその地域の観光案内を受けることができる。行き先の地図表示など。

アイデアは無限に広がります。そして有事の際にはリアルタイムで避難誘導やなど情報が流れることによって二次災害を抑えたりすることもできます。

 

 このようなシステムは民間だけではなく行政が取り組まないとシステムができません。

 

長崎など一部の地域では試験運用がされているとテレビ報道がありました。視察に行こうと思います。

  

 飲料業者と共同で進めることにより、飲料の販売額の中で防犯・防災システムの部分も賄うので設置、運用にかかる費用の負担は行政にはほとんどかからないシステムが出来ています。防犯・防災には多額の予算が必要となりますが、この自販機を活用したシステムはコストの面でも非常に有効です。

 

 運用試験中の行政を視察して状況を詳しくレポートしたいと思います。

 

追伸:こんな使い方もあるのでは?というアイデアをお持ちの方はメールにてお知らせいただければ幸いです。