2011年12月13日 1:08 PM
自転車対策
東日本大震災以降、都内でも自転車の利用者は増えています。同時に自転車がらみの交通事故も全国からみても高い割合で発生しています。
警視庁は今月12日に「自転車総合対策推進計画」をまとめ、自転車利用者のマナーの向上を図りながら悪質運転の取り締まりを強化するために来年から実施します。
※悪質運転とは、飲酒運転、二人乗り、イヤホンをつけて、ブレーキなし(整備不良車)など。
※安全対策として子供はヘルメット着用。
昨今のテレビ報道などで自転車がちょっと悪者扱いされている感があります。そのイメージがつよく世間に広まってしまっているからでしょうか、富永の周りでも歩道を走行していたらいきなり「歩道を走るな!」と怒鳴られたり、知人のお譲さんは肩を小突かれたそうです。その時には親子でいらしたので近くの交番から警察をよんで話をしたそうですが。。。
自転車安全利用の五大原則
◆自転車は、車道が原則、歩道は例外
◆車道は左側を通行
◆歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
◆安全ルールを守る
●飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
●夜間はライトを点灯
●交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
◆子どもはヘルメットを着用
※警視庁発行の「自転車の正しい乗り方(改訂版)」より
自転車の定義
自転車とは・・・道路交通法上では「軽車両」です。違反をすると罰則が科せられます。
乗車人数・・・原則として運転者以外の人を乗せることはできません。
但し、次の場合は幼児を乗せることができます。
一般の自転車:16歳以上の運転者は幼児用座席を設けて6歳未満の幼児を1人に限り乗車させることができます。
幼児2人同乗用自転車:16歳以上の運転者は幼児2人を同乗させることができる特別の構造または
装置を有する自転車に6歳未満の幼児を2人乗車させることができます。
禁止事項
◆傘差し、物を持っての片手運転。犬の散歩も禁止
◆携帯電話を使用しながらの運転
◆二人乗り
◆歩行者の妨害
◆酒気帯び運転
◆並進
前後輪ともに両方にブレーキがついていない自転車は公道走行は禁止です。
◆二輪・三輪の自転車は降りて押した場合には歩行者とみなされます。
◆「自転車を除く」など規制対象から除かれていない限り、一方通行の逆走はできません。
◆自転車で歩行者と接触して怪我をさせた場合、自動車と同じ交通事故となり、重大な過失責任を問われます。自転車に乗る人は保険への加入をしたほうがよいでしょう。自動車保険に入っている場合、月額100円程度です。
13歳未満、70歳以上、体の不自由な方は常に歩道走行が認められます。
13歳未満、幼児座席に幼児(6歳未満)を乗せるときにはヘルメット着用が必要です。
都心部においては一部のスポーツタイプの自転車を除けば、車道通行は危険です。歩行者に対して危険が内容に気を付けて歩道を徐行しましょう。歩行者、ほかの自転車への譲り合いが大切です。
歩道上における歩行者とのトラブルの発生も予想されます。巻き込まれたら迷わず110番して適切な対処をしてもらいましょう。
2011年12月12日 3:58 PM
企画総務委員会
前回の記事の続きとして先ほど企画総務委員会で富永が発言した「議題」について書きます。
本日の企画総務委員会では
1:固定資産税・相続税等の負担軽減を求める要望について
2:中央区行政評価パブリックコメントの結果について
上記二つの事項について質疑が行われました。
1については本区は地価が大変高く土地に関する税金が地権者を圧迫しています。たとえば銀座で10坪の土地を所有して何らかの商いをしていた場合、固定資産税・相続税を支払うことによってその土地の所有が難しく商いの継承ともなればかなり難しい状況になります。固定資産税は毎年1月1日に所有している土地にかかる地方税です。相続税は国に納める国税です。中央区はそれらの軽減を求めています。
さて、富永は今回の委員会で審議された上記の事項とは別のことを「議題」として発言しました。
まず、理事者(区の職員、今日は企画部長)が資料説明をします。その説明に対する質問を会派の順番でそれぞれの持ち時間の中で質問を展開していきます。本会議における質問の場合、例えば持ち時間が1時間であれば質問だけで1時間使えますが、委員会の場合には質問と答弁で合計1時間と言う風になります。
資料説明に対しての質疑の後、議題に入ります。
富永は
今後の放射能対策の窓口の一本化について要望しました。
続いて、区内小規模事業者への緊急融資について要望しました。
景気の低迷が続く中、区内の事業者は厳しい経営状況下にあります。こうした中、特に現金取引が主の飲食業や築地の仲卸業者は、短期資金のやりくりに日々苦慮しています。中には、資金が回らず廃業を迫られるケースも出ています。
現在中央区で実施している商工業融資は保証料の半額分の助成や、利子補給等をして事業者の負担軽減をしています。しかし、審査が厳しかったり、融資実行までに要する期間を考えると短期資金の需要にはなかなか対応できていません。
福祉では個人向けに応急小口資金のせいでがありスピーディーな貸し出しをしています。
このような制度をなんとか事業者向けに整備できれば区内の事業者の助けになります。これを制度化するには財政負担をはじめ多くの課題がありますが、なんとか制度化して実行させたいと思います。
中央区を支えている商工業者のためにもがんばります!
※個人向けの応急小口資金は上限30万円の無利子で貸してくれる資金です。
お問い合わせは「生活支援課相談調整主査」03-3546-5496まで
2011年12月11日 12:58 PM
事業者向け緊急小口融資。。。
中央区には区民向けに緊急融資の制度があります。1世帯30万円の枠で。住民登録3か月以上で税金完納が条件。無利子での貸し付け。
上記はあくまでも個人向けの制度で、急に家具を買いたいとか冠婚葬祭に使うとか、医療に使うとか利用用途は問わない。
富永が必要と考えるのは小規模事業者向けの緊急融資の制度です。現在は緊急の融資の制度はもちろんあります。保証料の半額を区が助成したり利子が安かったり。
しかし、それらは融資が決まって初めて優遇になるのであって、信用協会から融資OKの話が出なければ何にもなりません。小規模事業者はいま経営が厳しい状況です。そのなかで融資が受けられなくて倒産していく会社は残念ながら多いのが現実です。
その厳しい審査をうける段階で、なにか少額(200万円程度)が受けられる制度があればどれだけの会社が生き延びることができるか。。。
担当は「返済見込みのない人に融資できませんよ」という。ごもっともです。富永は「返済見込みのない人に融資をしてください」と言っているのではありません。「これさえあればしのげる!という人に融資をしてください」と言っているのです。区民事業者としての信用プラスアルファを担保としてスピーディーな融資が受けられれる制度があればいいと考えます。
もし制度ができた暁には利用希望者は殺到すると思います。その中の多くは「返済見込みの立たない」申し込みかもしれません。しかし、その制度が浸透していけばこのい制度が多くの小規模事業者の助けになると考えます。
現段階ではこの制度を実現することは難しいです。しかし、だからと言ってそこから先に進まないのでは意味がありません。区民事業者のためにもぜひ実現させたい制度です。
商工の中央区です!中央区の商工の発展なくして未来の中央区はあり得ないと考えます。